島の外周に連なる家屋が好ましい。
港の立派な突堤に桜が植えられていた。
さて、沖島に上陸しマップを頭に入れる。(相変わらず予習不足。)
倉庫が並ぶ漁港そばの光景はどこも似ている。
ではお邪魔しましょう。2023年現在の情報で、250名ほどの方が暮らしているそうだ。
そんなに大きくない島だが、かなりのお宅の庭先軒先にお地蔵さんが祀られている。
路地は入り組み、細い。
さて、細い路地を潜り抜けまずやってきたのは奥津島神社。
「山ノ神遥拝所」と書いてある。
この先(上)に山神神社さん。細い石段を登っていく。
途中で奥津島神社を見晴らす。
こちらが山神神社。
これから向かう方角が見渡せた。海岸線ならぬ湖岸線に垂直に並ぶ家々。
船が着いたばかりのこともあり、観光客がまだ港近辺を歩いているのが見える。
穏やかな湖(うみ)!
さて、鎮守様の山を下りて、路地を歩く。歩かせていただく。お邪魔します・・・。
桜の咲き始め。洗濯物が自宅敷地を飛び出す様子が好きです。干し物がガードレールにかかっている様子も好き。お互いの寛容さ。
いつかのだれかの住まい。
暮らしの中を。
春の陽気の中、にゃんこ。
蓮如上人ゆかりの島。
そして、お地蔵さん信仰もかなり盛ん。
漁村にはにゃんこがよく似合う。
一升瓶ケースがまた良い。伏せてあるのは腰掛け代わり?
何を置く台だったかな。
あのお宅の庭にもお地蔵祠。
家屋と家屋の間のほんの細い路地にもお地蔵さん。
玄関前にも。
畑の片隅にも。
湖沿いの道に出た。沖島の主要な移動手段である三輪車がたくさん並んでいた。
ブレてしまったが、湖沿いの道と集落の中を通る道が並行しており、それらを繋ぐ極細路地の雰囲気がまた良い。
消防艇庫。
琵琶湖を見つめる白い三角の標識。なんとなく海っぽいなと思わせるが、これは白色三角標識板といって、近くに海底ケーブル等が埋設されているので不用意に通ったり錨を下ろしたりしてはならぬ、という標識なのだそうだ。(と、Yahoo!知恵袋先生が教えてくれた。)
港からは少し距離があるこちらはマイ桟橋かな。
畑の片隅にお地蔵祠。
一家に一基?一宇?並ぶお地蔵祠。
片方のお地蔵さんはどうしたことかがんじがらめだ。
燭台や湯呑が洗って干されていた。お掃除直後だっただろうか。微笑ましい。
船のお戻り。
あのお宅にもお地蔵さん。
これは何かの部品?何かを埋めてある印?
沖島小学校。
小学校のそばにも突堤があった。
干された漁網、スイカのようで可愛い。
港からはだいぶ離れた。この辺で戻ろうと思う。
さすが滋賀。信楽焼の狸さん。
湖沿いの道を来たので、戻りは集落の中を。
並ぶお地蔵祠再び。
辻にお地蔵さん。傍らの庭木に何かリボンのようなものが結ばれている?
よく見ると吹き流しのようだ。赤・黄・緑・青・白・・・もう一つは見えないけれど、地蔵盆の六地蔵のお幡のような色遣い。
こちらが沖島の足、三輪車。バランス取れるし荷物も積めるし、お母さん方にはいいね。
港へ戻る。
暖かいから猫たちも日向ぼっこ。
のどか。
隠れている子もいた。
島内で食事ができたら嬉しかったのだが、ランチ営業のお店が探せなかった。ググると、要事前確認とか要予約とか書いてあったなあ。
歩いている途中に出会った「港屋」さんというお店でテイクアウト品がいくつかあったので、ますの混ぜご飯と小鮎の佃煮を買って、港脇のベンチでいただいた。
実に美味しかったですよ。
船までまだ時間があり、港周辺をぶらぶら。
港脇の建屋で販売されている品物もいくつか。漁協婦人部さんかな?もろこ。
そして滋賀へ行ったら絶対に食べねばならない、鮒ずし。鮒ずしが大好物です。永遠に食べたい。
島を離れる。
琵琶湖に浮かぶ素敵な島でした・・・。
(2021.03.27)