アノヒアノト記

スマホと低スペコンデジで、あの日あの時を雑に記録。

伏見桃山から中書島までちょっと歩く

京都市伏見区(2023年12月)

たまには撮って出しをせねば、思い出は永久に振り返られずポータブルHDDの中にしまわれてしまうばかり。

今日の外出は通院くらいで終わりにしようと思ったが、小春日和に誘われてまた駅へ戻ってしまった。駅でこのパンフを手にし、とりあえず伏見まで行こうと決めた。

師走の大手筋商店街。相変わらず賑わっている。

クリスマスの装い。

近所だったらここで餃子で一杯やりたい。

大手筋の端っこまで来た。

納屋町の入り口にあるこちらの結納屋さんはいつも印象深い。

納屋町の商店街は道幅が狭い。

川魚屋さん。

伏見の名物ササキパンさん。いつもお客さんひっきりなし。

伏見 ササキパン

魚屋さんもう一軒。

納屋町の先は酒蔵と町屋が広がるエリア。

鍾馗さんもあちこちに。

鍾馗さん

フジイダイマル印の町名看板、中油掛町。

フジイダイマル 町名看板

ちょっと新しい郵便局印も。

こちらの建物は京都市指定の景観重要建造物。

さて、一旦大手筋商店街に戻り、商店街から横路地に入ったところにある「ルマカフェ」さんでランチにした。私が好きな国の言葉を名前に冠するお店。

以前も二度ほどお邪魔したことがある。酒粕カレーが忘れられない・・・が、今日はなかったので酒粕からあげプレートにした。

食後のコーヒー。

町屋にほんのり南国テイストな店内。以前は可愛いにゃんこがいたが今日は不在のようだった。

テーブルがミシン台だ。

鍾馗さんを眺めつつ大手筋商店街へ戻る。

どこかで休みたい。伏見に来たら日本酒・・・だが病み上がりなのでお茶にする。油長さんというお茶屋さんのお店の奥が茶寮になっていた。

抹茶シフォンケーキと、「小倉山」という抹茶をいただいた。

再び納屋町を抜ける。

納屋町から続く竜馬通りは観光客向けに整備されている。

角にあった甘酒屋さん「AMAZAKE HOUSE」のプレゼンが良すぎた。

様々なテイストにはどれも惹かれたが、「甘酒ホットチョコレート」にした。しっかり甘酒の味がし、もったり濃厚で寒い日に美味しい。

伏見区にはお地蔵祠が本当に多い。

黄桜さんのある通り。

あの蔵には飲食店がいくつか。

この通りの突き当たりには伏見神聖酒造さんと直営の鳥せいさん。

クランクの先に見えてきたのは月桂冠の旧本社だそう。

家並みが途切れ、豪川が見渡せた。十石舟が通り過ぎた直後で川面が揺れていた。

かの有名な寺田屋(再現)。

Googleマップだと「豪川」とあるが、こんな標識があった。「一級河川 宇治川派流」。かっこいい。

また鍾馗さん。

このまま中書島駅方面へ歩いて行った。

途中また道を逸れ、十石舟の乗船場を見た。

そのほとりにあった長建寺さんというお寺さんは弁財天さんがご本尊だという。小ぢんまりとしながらも大変趣深い佇まい。色づいたイチョウも映える。

山門の欄間彫刻・・・虎?

境内も紅葉が見頃に差し掛かる。

お地蔵さんに、境内社

無造作さがなんだかちょっといい。

パナソニック。「コンデンサ事業部」・・・歴史を感じる。

本堂。

中書島駅方面へ向かう途中の横路地は、駅近ながら路地が未舗装でなんだか強烈に下町の雰囲気。旅館もある。

中書島駅周辺で存在感を放つのは新地湯さん。

ファサードに見惚れるったらない。

中書島 新地湯

中書島 新地湯

ゴール、中書島駅宇治線がある分、信号が良いね。

線路わきに工場があるのもポイント高い。

宇治線の列車が1本出発していった。

(2023.12.02)