アノヒアノト記

スマホと低スペコンデジで、あの日あの時を雑に記録。

清荒神参道午後遅く(清荒神・前編)

兵庫県宝塚市(2023年3月)

ある日、西宮に買い物(贈り物用の泉州タオル)に出たついでに清荒神参拝へ。阪急清荒神駅を出ると参道は左手に伸びるが、駅の前には「清荒神市場」がある。市場はL字になってすぐ参道へ合流するので、こちらを通って向かうのも良い。

清荒神市場

清荒神市場

入ってみるとシャッター市場は寂しくはあったが、ところどころ居酒屋さんやおしゃれな飲食店が入っていて、盛り立てていこうという意識が見えた。

駅から離れるにつれてこの通り、飲食店街になる。駅前の帰り道にここはいいね。

参道へ出た。振り返ると可愛らしいイラストが。上部にはアーチ看板。

参道には老舗佃煮屋さんのさん志ょうや本家さん。、装テン的看板が素敵。この辺りは短いアーケードになっている。

では、参道へ。

有馬街道と交差するところにある鳥居。日本第一清荒神さんの扁額。字体が良い。

これから向かうのは「真言三宝宗大本山 清荒神清澄寺」。大日如来がご本尊の寺院であり、かつ生活に身近な竈神として全国的に信奉される荒神さんも祀られており、鳥居に出迎えられ神仏習合を早速実感。

鳥居脇の石灯篭。

参道は坂道。両脇のお店を眺めつつ登る。ただ到着が日曜の午後遅くだったためか、閉まっているお店が多かった。

渋い看板が多い。

そして時々目にするのは「占」の文字。(参道に占い屋さんといえば石切神社参道。)

惹かれたお食事処。

荒神そば、いただきたかった・・・。

「こぼれ梅」の文字が優しい甘酒茶屋さんの古い看板。

そのお店の前に、参道現在地表示の横断幕。

参道を龍になぞらえる。

なおも先へ。

参道らしく、仏具神具のお店も点在。

参道のお店が途切れた先に宅地開発の様子が見えた。

この辺り、地図で見るとニュータウン的様相を呈している。

ごま豆腐が美味しいというお店。

朝鮮人参。寺社の参道には生薬が似合う。

横路地。上のほうに見えるのは中学校らしい。高低差が激しい。

占い屋さん。

真言寺院の参道らしく、高野槙が売られていた。

西日本の方々にはノスタルジックだという溝田旗工業さんの放浪看板。溝田旗工業さんでピンと来ない方も、「エドモンズ大学日本校」だと思い出すらしい。

溝田旗工業

大人しかったにゃんこは参道を行き交う人に撫でられていた。

豊川稲荷大明神の祠。

再び溝田旗工業さん。

こちらのお店もお休みか営業終了後か。

参道脇の段差、ここでも実感。

カーブのところに占い屋さん。

寺社参道の要素のひとつ、カメヤマローソクの看板。

以前はお店をやられていたんだろうなという建物も多い。

清荒神名物のハブ酒屋さん。まむし黒焼、ハブ姿焼。インパクトある文字列。寺社参道には生薬だけではなく滋養強壮系の生き物も良く似合う。

清荒神 ハブ酒

閉まっていて残念。

標石。

店舗前アーケードのお店。

中国自動車道をくぐる。樹木が一本。

その先に「三宝荒神様の大灯篭」。

三宝荒神様の大灯篭

神具・仏具屋さん。

小さな五輪塔が可愛らしく祀られていた。

商店が切れ、樹木の放つ清々しさの中を進む。

祓禊橋(みそぎばし)に結界を感じる。橋の下を流れるのは荒神川。

祓禊橋(みそぎばし)

龍の姿になぞらえた清荒神参道商店街ではもうだいぶ終盤だ。

荒神川の崖沿いに一軒、神具屋さん。

佇まいが100点。

この先山門までは屋台が立っている。

特にこの辺りは屋台長屋の様相。商品も食品から神具まで多岐にわたる。

唐突に故郷名物を見る。

ゆばやずいき、いいですね。

コンペイ糖、岩おこし、岩納豆・・・。(ニッコリ)

山門へ、もうひと結界。

この先、清荒神さん。

(2023.03.12)

 

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