アノヒアノト記

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清荒神詣で(清荒神・後編)

兵庫県宝塚市(2023年3月)

前編からの続きです。

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清荒神、本堂。ご本尊の大日如来はこちらにいらっしゃる。向かって右手に聳えるは一眼地蔵尊

本堂前の池苑。

こちらは拝殿(天堂)。こちらには三宝荒神さんをはじめとした諸神諸仏が祀られている。歓喜天さんもいらっしゃるそうだ。

拝殿の御簾に三宝荒神さんの三弁宝珠が美しい。

ところでWikipedia先生に如意宝珠ついて聞くと「梵: चिन्तामणि (チンターマニ)」「サンスクリット語でチンターとは「思考」、マニは「珠」を指す言葉で、「意のままに願いをかなえる宝」と解釈できる。如意宝、如意珠、または宝珠(ほうじゅ、ほうしゅ)と呼ばれる。」とあり、名前だけでやたら有名なバリ島のキンタマーニ高原の語源であることを知った。

三宝荒神 三弁宝珠

さて、清荒神さんで特筆すべきはこちら、火箸納所。

清荒神 火箸納所

厄年にお祀りしていた厄除け火箸を、厄年翌年の節分明けにお返しするところだそうだ。三宝荒神さんに、厄を火箸で摘まみ出してもらうのだそう。

清荒神 火箸納所

火箸納所の隣の岩壁に掘られた行者洞、役行者神変大菩薩)が祀られている。

波の飾り瓦。

宗務所の屋根の煙出しが立派で見惚れてしまった。

年季の入った狛犬瓦と、大日如来さんの梵字の飾り瓦。

躍動感のある狛犬瓦ちゃん。

講堂だったか宗務所だったか、暗い室内に三弁宝珠が輝いていた。

清荒神 三弁宝珠

もう夕暮れも近い。清荒神さんを後にし再び参道を戻る。山門そばの屋台長屋もすっかり店じまい。

先ほども前を通り感激した佇まいの神具屋さん。

神具の中でも特に「水玉」と呼ばれる水入れが可愛いと思う。

寺院参道にはカメヤマローソクの文字があらまほしきことかな。

途中見かけたお店はポンテヴェッキオ状態だったことに気づいた。

往路で通ったところも、復路ではまた違う発見や印象を持ったりする。

こちらの神具屋さんもさっきまでは開いていたが、店じまい後。神具一式と御土産物のお店。

ハブ酒屋さん、西陽差す。

営業をやめてしまったであろうお店。

占い屋さん。

金網越しにまた高低差を感じる。

何かショーケースの跡だろうか。

豊川稲荷大明神さんにも再会。

先ほども大人しかったにゃんこ。

店先にぽつんと金魚鉢、構成する色彩がすべて良すぎる。

孔・紐・演・柳・震・・・干支に部首がついている。不勉強で存じ上げないタイプの干支。気になる。

高低差、さようなら・・・。

ごまとうふに惹かれた・・・次はもっと早い時間帯に来て、いろいろ食べ歩きたい。

こちらも以前はお店だったのだろうか。

熊笹かな?が根を下ろしていた屋根。

味わい深い食堂。

そうそう、次回こそ荒神さん名物のおでんをいただかねばならない。何店かあるらしかった。

気の早い河津桜が咲き誇っていた。西日本の春は早い。

住宅地が広がっている。ここは広大なニュータウンが広がる宝塚市

鳥居の脇で、口紅水仙かな?西日本の春は早い。

また清荒神市場を通って駅へ帰った。

(2023.03.12)