アノヒアノト記

スマホと低スペコンデジで、あの日あの時を雑に記録。

トワイライト伏見稲荷大社のお塚信仰

京都市伏見区(2019年3月)

まだ肌寒い早春、しかも夕暮れ時の雨の中初めて伏見稲荷大社へ行った時の写真。相変わらずの低スペスマホ画像で残念なので、次またこの時間帯に行ってみたい。日中の大混雑の時間帯はもういいや・・・

美しく壮大な社殿の数々、凛々しい眷属を鑑賞。

世に名高い千本鳥居も幽玄で良かった。雨の日こそ来るべき。

暗くてブレる。

この時の訪問で最も心に響き知識を得たのが、「お塚信仰」。伏見稲荷大社には無数の「マイ稲荷」が建立・奉納されている。

千本鳥居の参道の脇。

伏見稲荷大社のお塚信仰

この無数のマイ稲荷の奉納を「お塚信仰」というそうだ。マイ稲荷なので、○○稲荷・○○明神・・・人名に依る名前が多い。

我が地元の山寺立石寺、こちらは仏教だが、山寺の参道脇には無数の墓石や供養塔が建っている。神社でも寺でも、そのお山に祀りたい(葬りたい)という気持ちは共通しているのではと思う。

そして関西で伏見稲荷大社にもいろいろなところで稲荷神社を訪ねたが、本殿の裏手や片隅に人名らしき石碑をよく見る。そのうちまた過去写真で掘り当てたら、ブログに記録するかもしれない。

豊川大神さん。豊川稲荷の文字も見える。

ぶっちゃけどう歩いたかわからない。今更地図を見るとどうやら熊鷹社の手前で下山しているようだ。この辺り民家?かつては土産物屋さんだった?かのような家屋が何軒か並んでいた。

まだまだお塚らしき祠や石碑はある。

荒木神社。末社もいくつか並んでいた。

民家の向こうに市街地。あれはどの方角なのか・・・

民家の屋根にお塚や末社?が入り混じる。

あまざけ飲みたい。

閉まっているのか閉めているのか、一軒のお店先で気になった注連縄。

以上、手ブレの酷い初・伏見稲荷大社。今見返してもやっぱりこの時間帯とあのルートを再訪したい。三ツ辻から下りたようでごくごく狭いエリアだが、表側の絢爛かつ観光客大挙の雰囲気と違い、庶民信仰と暮らしが入り混じっていて面白い。

(2019.03.30)