関西に住んでまず来たいと思っていたのが、京都府南丹市の美山かやぶきの里。
かつての鯖街道沿いにあり、人の往来も盛んだった時代があったという。
屋根も背の高く、破風も大きな入母屋造りの茅葺家屋。この辺りの地名をとって「北山型」というそうだ。
どの地方でも茅葺屋根にはトタンを被せてしまう家屋が多い現代、集落をあげて景観を保つ努力に頭が下がる。
地蔵祠と丸ポスト、フォトジェニックな一角からお邪魔します。
お地蔵さんと丸ポストの前を通る決して広くはないこの道がかつての鯖街道だそうだ。
こちらは集落を守る放水銃。どのお宅にもあったように見えた。
しばし村落内を散策。(とはいえこの時は隅々までは歩かずじまい。)
こちらは美山民俗資料館。
苔の緑が美しいのは季節柄だろうか。
茅葺家屋に加え、蔵造りの建物もある。
この集落には木製の電柱が何本か現役で残されている。
冬支度の白菜。
破風に家紋。
PTAさん製作の派生的飛び出し坊や。
イノシシでも出るのだろうか。厳しく囲まれた畑。
一面ずつ葺き替えるという茅葺屋根。色の違いは葺き替え年の違い?
水路の石橋も美しい緑。
くねくね桜と印象深い軒。
集落内の一部をぐるりと巡り、鯖街道へ戻ってきた。
遠くに見えた知井八幡神社。集落を見下ろす山にある神社はいかにも鎮守様という感じで大変好ましい。
特定用途があったと思われる建物。
少し離れて集落を見晴らしてみる。西湖堂パンさんの看板が素敵。
川の土手から。
午後遅い時間帯だったが、外国人観光客の団体さんがひっきりなしに到着していた。
駐車場脇のお食事処きたむらさんにて、お茶。本当はお蕎麦が美味しいお店だそうだが、午後遅いので・・・。
白もちぜんざい。
かやぶきアイスクリーム。
この土地らしいメニューをもうひとつ、鹿肉のしぐれ煮。
(2020.01.18)