アノヒアノト記

スマホと低スペコンデジで、あの日あの時を雑に記録。

はじめて鶴橋へ行った日

大阪市生野区(2019年6月)

大阪へ来てこのかた、最も足繫く通っている町は恐らくここだろう。

町歩きはだいたいこの看板の下から始まる。(現在はデザインが変わっていますね。これは旧バージョン。)

鶴橋商店街

昔から市場が好きで、東南アジア各国で町歩きをする時も市場巡りは欠かさない。今の日本ではすっかり機会が減ってしまったが、ここでならいつでも品物が潤沢に並ぶ店先を拝むことができる。

駅からすぐの鶴橋商店街の通りには観光客も入りやすい韓国料理屋さんが並び、店頭にはキムチやチヂミなど日本人にもお馴染みの総菜が並んでいる。

近鉄の駅下には鮮魚屋さんが並ぶ。

(この時はまだ鶴橋鮮魚市場の存在には気づいていなかった。)

一斗缶の上で何が煮られているのかな?

いわゆる鶴橋・鶴橋商店街と呼ばれるエリアは6つの組織で構成されているそうで、さらにその組織内でも通りごとに看板が違っていたりと独自性があるようだ。商店街の内訳は当然この時はまったくわかっておらず、いまだにきちんと理解して歩けてはいない。

いつ行ってもガイドブックやスマホを片手に迷っている観光客を見かける。まさに迷宮。でもいいのだ。鶴橋の懐の深さに身を任せ、大いに迷い込みましょう。

ランドマークとなる大看板がいくつかあり、どれも大変フォトジェニック。レトロで愛らしく、よくぞ現役で残して下さっていると感謝しかない。

鶴橋商店街

さて、この日いただいたのはキンパと冷麺。特にここと決めているお店は無く毎度入りやすそうなお店に適当に入りるが、どこでも美味しいのでハズレを心配することはない。本場のように食べ放題ではないが、どのお店でも前菜の小鉢がいただける。

YouTubeで何度も見てしまう動画がある。「路地裏にひとり」様の深夜の鶴橋彷徨。冒頭で鶴橋の歴史についても学べる。(淡々と紡がれる動画にBGMのチョイスがまた素晴らしい・・・。)

(2019.06.25)