アノヒアノト記

スマホと低スペコンデジで、あの日あの時を雑に記録。

桜通商店街の玉出遺構と文禄堤

大阪府守口市(2022年1月)

所用につき久々に守口へ行った朝。

守口市駅前のミニマーライオン。建立理由はわからない。水を噴いてマーライオンしているところも見たことが無いまま。向こう隣にいるのは守口市のキャラクターらしい。

守口市駅 マーライオン

貢茶がオープンしようとしている頃だった。(某国では撤退した頃だったというのに。)あの頃どうしてあんなに町じゅうにタピオカ女子が溢れていたのだろう。

スーパー玉出守口店の遺跡。

一説によれば一体化している市営住宅に老朽化のための建て替え計画があるためテナントは立ち退いているとのことだった。実際裏手側の立ち退き済みテナントの張り紙にはその旨が理由として記載されていた。が、いつどうなるのかなどの確定情報や計画は当時ググってもわからなかった。

「駅前バザール」の文字が切ない。

ここには「桜通商店街」という立派な名前がついている。街灯も揃っている。

駅前の一等地だが、全体的にシブい。

さて、桜通商店街の通りから市営住宅側(地下鉄守口駅側)は思いっきり段差のある地形。豊臣秀吉が文禄年間に諸大名に命じて造らせた淀川左岸の堤防だそう。このように歴史上の人物の足跡がわりと頻繁に目の前に現れるの、さすが関西だなと他地方民の自分は思う。

守口 元禄堤

残念ブレた。文禄堤の上まで来た。

結構な落差。

守口 元禄堤

堤防の上は京街道という街道だそう。僅かに町家建築が見られる。こちらの店舗には袖壁。

虫籠窓、卯建、銅板の嵌められたむくり屋根。

そうか、ここは守口宿か。東海道五十三次の延長戦五十七次の五十七番目の宿場町。

先ほどの玉出遺跡の裏手(上)まで戻ってきた。立ち退いたテナントに挨拶の張り紙。

市役所前の通りと交差する。この橋の下には文禄堤の遺構が出ているが、確か写真に撮ったことはない気がする。(人通りが多いから。)

(2022.01.06)