なかなか思うようにブログは進まない。
紀州街道の宿場町、和泉国の国境となる山中渓にあった「筆神さん」がとても印象に残っている。
鉛筆がたくさん供えられている。近くの山中小学校跡の看板にはこのように説明があった。「この小社は、筆神とよばれている。前記の堺県立第五十一番小学校で学習にいそしみ、手習いで使い古した筆をここにまつった。」
小さな袋にもちびた鉛筆がぎっしりと。その土地の方々にしかわからない信仰の姿に出会えるのは無上の喜び。
山中宿の外れにこの石祠とよく似た道祖神もあったのだが、誤って画像を消してしまったようだ。無念。
(2022.12.29)
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