茶源郷・和束、再訪。前回は2020年秋だった。
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どこか農村集落と茶畑を一望できるところがないか探したが、府道5号沿いにはなかなか見つからない。以前お邪魔した地区は離合も大変な細い道を行くのがちょっと億劫だった。
そこでやはり前回も訪問した、飲食店や土産物屋、産直が一堂に会する道の駅のような場所(名前不明)へ向かう。
その途中茶畑の丘の上のこんもりとした社叢のような木立が気になった。
地図で見るとあの木立は社叢ではなく、安積親王の陵墓らしい。
安積親王墓に近づく前に、白栖橋という橋から和束川を望む。
緑のパッチワークが美しすぎた。
あのこんもり山の茶畑もいいですね。
改めて安積親王墓へと接近を試みる。
丘の麓まで行くと小さいながら案内板があった。
案内板に従い丘の上へ。
陵墓への道は周囲の農道とは一線を画していた。
石畳風にデザインされた墓参の道の先、鳥居らしき門が見える。
ふと落ち着いて周囲を見渡す。
和束町中心部のためか農村建築の家屋はあまり多くないが、茶畑に囲まれた町場は美しい。
そして、若くして病死した、その実毒を盛られたのではないかとも伝わる安積親王のお墓。里中満智子さんの「女帝の手記」を思い出す。
周りを厳しく囲ひたりしこそ、さすが宮内庁の認定する皇族の墳墓とぞ思ひしか。
柵の周囲、草刈り機の音が聞こえたのでお邪魔にならぬようあまり近づかずお参りするだけにした。
陵墓の丘を下る。
ちなみに和束町では「たいこ山」と呼ばれているそうです。
参考記事
「たいこ山」を下山。
籾殻焼きだろうか。白い煙が立ち上りこの時一帯には植物の焼ける煙が漂っていた。堪らなく良い匂い。
駐車場周辺。
このポンプは以前も見たな。当時はこんなに草はなく、空き地にぽつんと立っていた。
和束茶カフェ。席はいっぱいだったのでテイクアウト。
戦利品。ティーバッグもいくつか購入。向かいの産直でも野菜やお米を購入。
その後和束町の外れで道路脇に開けた茶畑を見つけたので、車を停めて撮影。
広角で撮影。
(2023.09.02)