大阪市北区・中央区(2022年2月)
この年のえべっさんの日に堀川戎神社へ行った時に通りかかった、車道上のご神木。
その後日経新聞のこの記事に出会い、巡ってみたいと思ったのがきっかけだった。
参考記事
龍王大神(北区)
まずはその、北区野崎町の龍王大神を再訪。ライフ太融寺店のすぐ前。
冬枯れの銀杏の古木を撮ろうとして朝の逆光にやられた。

正面から出直し。

灯籠には近くの太融寺の文字。この地も元は太融寺の境内だったらしい。車が突っ込まないように緩くガードが設けられている。
この不思議な立地にはやはり謂れがあり、太融寺の境内が現在の道路になる際に、伐採しようとした人が亡くなり、伐採は中止されたのだとか・・・。

後で知るが、大阪には「龍王大神」「白龍大神」「黒龍大神」という神社や祠がとても多い。龍は即ち蛇であり、川そのものでもある。(「千と千尋の神隠し」を思い出しますね。)
さすが水郷大阪、川や水を祀る神様が多いのだなと感心したものだった。

榎木大明神(中央区)
場所は変わって中央区、松屋町の商店街のほど近く。
国道から御祓筋という通りを見上げると、階段と坂道の先に祠と古木が見える。

振り返ったらまた朝日で逆光になった。この木はエノキではなくエンジュという木だそうだ。エンジュ・・・ハリエンジュの仲間かな?
楠木正成が植えたという言い伝えらしい。

第二次大戦時にはこの祠の手前で延焼が止まったという逸話もあるという。

龍の名こそついてはいないが、ここには卵がお供えされていた。卵といえば蛇の好物。ご神体はやはり白蛇だそうだ。

木の根元に卵が供えられているさまは実に好ましい!

楠木大神(中央区)
最後に訪ねたのは谷町の「楠木大神」。
ここはこれまでの二社を凌ぐ「車道の真ん中」っぷりを見せつけられた。この不自然過ぎるロケーション、もちろんここにも伐採しようとした人に祟りが起こったという種の謂れが残っている。

冬枯れの姿はクスノキ。

車道なので正面の撮影はちょっと大変。

鳥居もきれいで、大切に祀られている。ここもご神木のクスノキさんと共に蛇が祀らており、卵を供える方もいるとのこと。

(2022.02.12)