新潟県新発田市(2026年5月)
長年愛読している金子光晴の「西ひがし」。「マレー蘭印紀行」「西ひがし」どちらも金子光晴の詩人脳が描く自然・情景の描写が美しい旅行記だが、「西ひがし」の方がより私小説色が強い。
その「西ひがし」にこんな場面がある。

「オチャホイ」・・・オチャホイってなんだ?2013年当時、シンガポールで現地の友人たちに聞いても誰も知らなかった。
「平打ちうどんを、麻油(ごまあぶら)と唐辛子で炒めたもので」・・・平打ちうどんといえばシンガポールにはクイティオがある。福建ルーツの平打ち麺で、炒め(チャークイティオ)とスープ(クイティオスープ)がある。クイティオの古い名だろうかと検索していたら、なんと新潟県新発田市に「オッチャホイ」なる料理を出すお店があると知った。
帰省の折に新発田市を通ることになった。
市役所の有料駐車場に車を停め商店街へ。

雪国(それも日本海側)の商店街を感じる。とても見覚えがある。道路もだいたい赤い。


目指すシンガポール食堂はそんな片側式アーケードの中にあった。

なんてシブいんだ!


オス。

店内は満席で、しばらく並んだ。
なぜに競馬?ウマ娘?と思ったが、オッチャホイが劇場版に登場したらしい。

遂に我々の番が来た。
「塩・唐辛子・にんにくで味付けした特注のきしめんに、卵と野菜を炒めたオリジナルの皿うどんです。」とのこと。

この時はGWの繁忙期で汁オッチャホイはお休みだった。

遂にご対面。

本当ににんにくがガッツリ効いていた。にんにくってこんなに甘かったっけ?シンプルなのに結構コク深い。ジンジャーなスープも良い。

ごちそうさまでした。

(2025.06.03)
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