相変わらずなんの下調べもなく散策。徳島市の新町川沿いを歩いていると前方に美しい洋風建築が見えてきた。

道を渡って近づいてみたら説明板が。
三河家住宅は、産婦人科病院を開院していた医学博士三河義行が昭和3年頃に建てた自邸で、ドイツ留学時に知り合った徳島県立工業高校建築科出身の木内豊次郎に設計を依頼しました。
主屋は鉄筋コンクリート造3階建てで、展望台としての塔屋を高く立ち上げ、2階には波形平面のテラスを設けるなど、局面を多用した複雑で変化にとんだ輪郭を形造っています。(以下略)

国の重要文化財、公開されているという情報は見当たらなかった。

アーチの美しい窓の上部は微かに色付きに見える。ステンドグラス?

解説にあった「塔屋」。民家らしからぬ工業寄りデザイン。
窓辺にアオザギが佇んでいる。


よく見たら屋根の上にも。川沿いで、人の往来のないここはアオサギにとっては天国か。


撮影はしなかったが庭には何か巨大な石造があり、建物の優雅さと比較しちょっとシュール。

右手の岩のとんがり山がまた謎だった。

さて、三河家住宅のすぐ脇をJR牟岐線の線路が走っており、跨線橋の昔のままの橋脚が車道の幅を狭めている。


この橋脚のすぐそばに「花博記念公園」という小さな公園があり、JR牟岐線の鉄橋を見渡すことができる。

近くのかちどき橋からこの鉄道橋を見ると「富田川橋りょう」と書いてあった。奥には眉山が美しい。

かちどき橋を渡り川の対岸。ここでも橋脚のそばを歩くことができた。

線路が近い。この上を列車が通ったらドキドキしてしまう。


中洲総合水産市場側から富田川橋梁と三河家住宅を見返す。

そんなに本数はなさそうな路線だったけれど、運良く通過列車を見送ることができた。

(2025.12.23)