アノ日アノ旅

スマホと低スペコンデジで撮りためた記憶を振り返り、あの日のあの旅を雑に記録。

坂越・・・静かな入り江の町

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

兵庫県赤穂市(2025年7月)

赤穂市の坂越(さこし)という町を訪ねた。

ありがたいことに無料の観光駐車場がある。

駐車場から県道を越えた先に海。坂越湾の湾内な上に向かいには生島という島が波除け風除けとなってこの上なく穏やかな海が広がる。風待ち港に相応しい坂越は北前船の寄港地として栄えたそう。

まだ朝9時前。観光客は他に一組しか見かけず、住民の方もまだ行動はされていないよう。静かな海辺の静かな町。

最初に正面に見えるこちらのお宅は旧坂越浦会所。

公開されているらしいが会館は10時とのこと。早すぎた。中には藩主のための「観海楼」というお部屋があるそうだ。

電灯にツバメの巣。

防火用水槽と坂越村道路元標。

石畳の大通り「大道」にお邪魔する。

板壁、漆喰の白壁に虫籠窓の家並みが続いている。

ちなみにこの石畳の道はところどころに蟹の亡骸があり、海の近さを思わせる。上がってきてしまうんだなぁ。沢蟹みたいだ。

早速立派なお屋敷が、と思ったら奥藤酒造さんの建物の一つだった。

家紋の入った防火バケツ。

一本の大通り沿いの町かと思ったが横路地が結構深い。

こちらは奥藤酒造さんの建物の間の路地。かつて坂越の人々の暮らしを支えた「大道井」の跡の碑がある。

奥藤(おくとう)酒造さんには入館無料の郷土資料館もあるそうだが、日曜はお店諸共お休みだった。赤穂市ならではの「忠臣蔵」というお酒が買えると思っていたので当てが外れ、残念。

素敵な看板だ~!赤穂塩船ふな徳利。赤穂と言えば塩!

こんな風に家の門もミニ板壁・漆喰・瓦屋根になっているお宅を何軒か見かけた。

栄えた港町に似つかわしい大きなお寺、妙道寺。

ちょっとだけ横路地を覗かせてもらう。

大道の一本隣の細い通り。とても細い。坂越は山と山に挟まれた谷のような町なのでこうなってしまうのだな。

大道に戻る。

「坂越まち並み館」も10時から。旧奥藤銀行の建物だそう。

波の飾り瓦。

お地蔵さんの祠。

山に挟まれた土地だから、家々の背後には急な斜面や階段が迫る。

洒落た牛乳箱だ。

植物が根差す。

もう閉じてしまったたばこ屋さん。

この辺りで石畳も終わり、坂越の街並みもひと段落のようだ。

ここは木戸門跡。坂越の町の門番の役目を果たしていたそう。

しるべ石があった。右は大坂と城下。右はみ祢・・・?かと一瞬思ったが、どうやらみなと(み那と)のようだ。

折り返す。

裏山への階段。

あそこにも階段。

奥藤酒造さんの飾り瓦。家紋に波に。

宝珠もある。

これは回覧板受け。

カフェや海鮮焼きのお店もあった。

県道を渡り、凪いだ海を眺める。あれが生島。

(2025.07.20)