たまたま近くを通ったので、「紅い重伝建」吹屋地区を再訪することができた。前回は2020年。コロナ禍真っ只中で訪れる人はほとんどいなかったし開いているお店もほとんどなかった。
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無料駐車場からメイン通りに向かうまでの間に見えた光景。何かお店が営まれていたようだった。

紅い石州瓦に、紅いベンガラの格子で紅く染まる集落、吹屋。




コロナ禍は遠くなり、たくさんの人が訪れていた。人が写らないように写真を撮るのは難しい。


紅い唐辛子に赤いガチャガチャ。おしゃれな軒先。

唐辛子の赤はいい。

焼板の黒と漆喰の白い壁。

旧大国屋(大黒屋)さんの軒行灯の看板。

紅い暖簾も可愛い。診療所!








なまこ壁のお宅も見られる。


軒瓦の紋様が印象的、長尾家。


この酒屋さんは前回も印象的だった。

そうそう、このディスプレイ。

そして変わらずちゃぺ子が多かった。


お出かけちゃぺ。



先へ進むにつれだんだん人影はまばらになっていく。あまり店舗はないようだ。



振り返る。
右側のお屋敷はベンガラの製造で栄えた旧片山家住宅。

煙出しも立派な母屋、軒下の意匠がユニークだけどこれもなまこ壁の一種らしい。

片山家の宝蔵。


株式会社岡山合同貯蓄銀行代理店。

通りをずっと先まで、前回はここで引き返してしまったが、枡形のようになっているところから先にもまだベンガラの家並みは続いていた。

中山道の宿場町で見られるようなきれいな枡形状だった。


ここまで来る観光客はちらほらしかおらず(カフェや資料館もあるにはあるにはあるのだが)、落ち着いた吹屋の風景を堪能した。





打ち出の小槌の飾り瓦!

本山山神社。



引き返す。

ベンガラの格子に、丸い電灯。


うわっ、キミ懐かしいなぁ!!

枡形の角のお屋敷も大変立派だ。

またメインの通りに戻ってきた。

カートが運行されていた。



とても整った重伝建地区で、雑多な小物(琺瑯看板や牛乳箱など)がたくさん収集できるわけではないが、建築物の細部は面白い。


名前入りの丸い電球。


電話は二番!

鯉のぼりの季節。



吹屋小学校のある高台というか山に上がる。

前回は見逃した旧吹屋小学校。途中そんなに人気のない竹林の道だったので、この先に小学校があるとは思わなかったのだ。結構奥まっているが、坂を上り切ると視界が開けてこんなに立派。

途中の竹林。

でもこんな竹林がかつての鉱夫長屋跡だそうだ。

ベンガラと石州瓦の家並みを見下ろす。




また会えてうれしい、三菱メイキエンジン。

一般のお宅だったんだろうか、多くの人が出入りしている様子があったお宅の前にちゃぺ子ひとり。


凛々しい。

さて、吹屋のみで終わらずにちょっと車を走らせる。

なんてのどかな風景だろう。

やって来たのはこちら。
広兼邸という要塞のような旧家。銅山とベンガラの原料で巨万の富を築いたとのことだが、これまで見てきたどの旧家よりもデカい。巨万が過ぎる。なんでも「八つ墓村」のロケ地ともなったそうで、手前にはしっかり無料駐車場もある。


先の予定もあったので中には入らなかったが、入り口の楼門からして凄い。

この先有料。ツバメの巣の跡が見える。

スケールの大きい旧家でした。


(2025.05.05)