山間の湯治場に向かう。

雨は上がってくれた。巨大なこけしに迎えられる。

地層がむき出しに。

途中大変可愛らしい鳥居と石祠を通り過ぎた。

肘折温泉郷の入り口には2013年に開通した肘折希望大橋が威容を見せていた。

基本的には宿泊者のための温泉場のようで日帰り客向けの駐車場がよくわからなかった。地図にある観光客用駐車場はロットも少なくそこまで行くのに狭い道を行かねばならない。
観光協会のサイトを見たら肘折保育所駐車場に停めて良かった。ここは村の入り口に近く、駐車場までの細い道もそう長くはなくて助かる。
参考記事
駐車場から見下ろす集落。あちら側は温泉場ではなく、民家。

伝統こけし製造元の味のある看板が見える。

駐車場から坂を下り温泉場の方へ。



あの道が温泉街のメインストリートのようだ。脇道から来てしまった。

クランク状のところにあった精肉店さんに「山菜・果物・きのこ」の文字が山形らしい。


この酒屋さんに早速入り、地酒を購入。

アイスクリームケースが渋い。

いろんな地酒ブランドの看板が店内に並んでいて壮観。



この酒屋さんに置いてあった肘折のパンフ、意匠が実際の旅館でめちゃくちゃ素敵。このまま飾っておきたいくらい。

メインストリートだけれどやっぱり道幅は狭いまま。

鏝絵の代わりにこけしの絵が飾られている。

戸袋だろうか?屋根が立派。


どの旅館も昔ながらの構え。館内も趣深いに違いない。


自分が小さかった頃は、肘折温泉に観光地という意識はほとんどなく、お年寄りが何日も逗留して自炊して過ごす湯治場というイメージだったがそれも今は昔。たまに通る車は県外ナンバーが多かった。

立派な・・・これは鏝絵?


湯治場らしく、酒屋さん(この通りだけで複数ある)ではちょっとした食料品も販売されているようだ。


嘉右衛門足湯とひしゃく。飲湯場だそう。


柿崎金兵衛さんとある。つたやさんは屋号かな?


●旧肘折郵便局。昭和12年に建てられたという。ガラス窓の格子が〒になっている。


ちょっとしたクランクになっているのが古い町らしくていい。

ジョイフルコミュニケーション。この素朴な湯治場にささやかな賑わい。

上の湯という公衆浴場だった。

その隣に山の薬師神社(湯坐神社)への階段があった。石碑石仏もいくつかあってこれぞ山形。





亀屋さんは熱烈歓迎の文字が力強い。

天然温泉のマーク。


そうそう、山形はこの「秀」のマークね。


メインの通りのだいぶ端っこに来た。


源泉がだいぶ無造作な形でそこにあった。組合2号源泉というそうだ。


ここで引き返し車に戻った。

村の墓地。お墓参りの人が見えた。

助手席から撮った肘折希望大橋。二重のループで迫力のある建造物。



橋を上ったところに駐車スペースがあり、橋ができるまでの肘折の交通の苦難の過程が紹介されていた。

橋越しに肘折を見晴らすことができた。

ふと物音に振り返ると、猿たち。


(2024.08.13)