愛知県豊田市(2024年4月)
春の三河路。桃の花真っ盛り。

足助町到着、トイレ完備の宮町駐車場に車を停め歩きだしてすぐのところにある十王寺の境内に石碑石仏の列を見つけ歓喜。

あれはおそらく徳本上人名号塔。隣は三界万霊塔。

十王寺のお向かい、足助八幡宮では華やかなお祭りが行われていた。花が飾られた山車がいる。足助春まつり(足助神社例祭・重範祭)という例祭だそうで、「春まつり」なんて春を迎える喜び全開ネーミングで微笑ましいったらない。


清流を渡り足助の古い町並みを目指す。渡ったのは巴川。

秋葉山の大きな常夜燈。

いきなり町に入らず、町の西の縁を迂回する形で歩くことにする。
落合橋。

この橋は足助川が巴川に合流するところに架けられている。

巴川に流れ込む足助川。

アート♡

落合橋を渡ったところにお堂と石仏群があった。

大きく馬頭観音と書いてある。

立派な坐像。

額に馬ちゃん!!

賽銭箱の右側、文字塔と、小さな馬頭観音像にも額に馬ちゃん!

左側にも額に馬ちゃん!



では足助の町並み(豊田市足助伝統的建造物群保存地区)へ。
濃い針葉樹に萌黄色、そして淡い山桜。この繊細な色彩の共演は紛れもなく春。

重伝建地区は足助川を挟んで南と北に分かれているようだった。まず北側を歩く。
右手に釣具・弓矢の竹具屋さん。


袖壁のあるお宅がところどころに。

例祭だからだろうか。幕が張られているお宅もいくつかあった。


例祭の幟と御神燈の提灯。


交差点の向こうはより商業地の気配。


メイン通りの北側にもう一本道があったが、この時はそこまでは歩かず。

足助川へ向かう路地の脇に「新町のお天王はん」というお堂があった。牛頭天王の津島神社が祀られており、夏に祇園祭が行われるそう。

雑貨屋さんの看板。



こちらも古い看板、「風外虎餅」、御菓子司 風外さん。






黒板壁の横路地。

この辺りから本町。

本町の地蔵堂。


袖壁のついた漆喰の白壁に例祭の垂れ幕が並びよい調和。

ふと覗き込んだ軒下に・・・なんだこりゃ!最初トックリバチの巣でも大集合しているのかと思ったら、どうやらこれはコシアカツバメの巣らしい。初めて見た、知った・・・。

防火砂のプレート。古い町並みに防火は大切。

三嶋屋さんという旅籠だそう。



案内板の「足助の古き良さを守り継ぐ足助人の何かがしのばれます」が何かいい味出してる。何でもかんでも言語化しなくてもいいよね。




加東家「足助銘菓 かえで」。

ずっとまっすぐ歩いてきたが、ここでちょっとだけクランク。

鉤型の先にまた続くメイン通り。

季節料理のお店「井筒亀(いづかめ)」さん。春の陽気に観光客でいっぱい。

郷土料理の強烈なアピール。

私は「いのちゃん膳」。イノシシ肉の味付け濃いめの野菜炒め。小鉢にこんにゃくの刺身。山間の町らしい。

夫はうな重をいただいた。うなぎもこちらのお店の名物。

ごちそうさまでした。

古い町は老舗お菓子屋さんの看板が良いね。「日月もなか」。



たばこのショーケースかな?

ベンチが調和。







「水」の瓦。

赤鳥居の脇にアサヒビールのレトロな建物。カーブのタイルも素敵。


お隣のお宅の破風屋根も素敵。

この先も例祭の垂れ幕、伝統家屋に看板建築も並んでいるが、タイムアップでここで引き返す。


発見!中部地方あるある(と私は思っている)「押売り・物もらい・たかり」お断りの看板。これのどれかが獅子舞だとなお最高だがそれは別の場所で見た。


真弓橋から足助川沿いの風景。



渡ってしまうと町並みから出てしまうのでまた来た道を戻り、先ほど見逃したものを補完して帰る。

タイル。




先ほど通ったお菓子屋さんの加東家。



こちらはよく見るタイプのツバメの巣。


漆喰の飾り?

完全資料。

お祭りが終わったようで、お揃いの法被を着た方々が帰ってくる。



最後に足助川を渡って対岸の西町を歩いて駐車場方面へ戻った。



西町は先程まで歩いてきた新町・中町ほどの商業地ではなかったが、それでも何軒か老舗然とした商家があった。

旅館玉田屋さん。



巴橋ふたたび。

巴川の岸も風情があるようだ。

橋の袂のお宅もただならぬ雰囲気。

足助八幡宮の隣、足助支所の駐車場に山車が集まっていた。




(2024.04.14)