岐阜県養老郡養老町(2024年3月)
雨の美濃高田。養老町役場と玉泉堂酒造さんの本社のある協進町通りから歩みを開始する。

早速お目にかかる看板建築。

コカ・コーラの古い看板。

街灯も良いし、扇形の一式看板も良いですね・・・。

信号のところで高田商店街の通りに入る。
あのお宅の奥には山車の倉が見えますね。高田まつりというお祭りで曳かれるそう。

製麺所さんの看板。


愛宕神幸神社。その向こうには、洋風の館。

平成5年に建設された、そう古くはない町の国際学習会館。休館というか、Googleマップ上からはもう消えているようだ。十分再活用できそうだが。

この通りは九里半街道という街道の一部だそうだ。

予習せず来てしまったものだから・・・いろいろ見逃したが、まぁ雨だったし仕方がない。九里半街道はかつて琵琶湖と揖斐川を結ぶ物流の道だったそうだ。
参考記事
あっ、可愛らしい。

母屋は町屋のようだが手前にはやや洋風な建物。


一階の軒のデザイン。


この辺りの街灯には「中心商店街」の看板が出ている。街灯のデザインも可愛らしい。

奥行きのある建物だった。


お茶屋さんの看板建築。

大きなお寺だ。

こちらお寺の横だが、個性的な鐘楼が楼門の役割を果たしている。

石灯篭に「高田坊」とある。宿坊かな?

さらに先へ。
一際大きな町家が見えてきた。

後方にお蔵。

こちらこそ、既出の玉泉堂酒造さんの旧店舗兼主屋で、国の登録有形文化財だそうだ。手前の小売り場、裏手の土蔵も同じく。

参考記事
小売り場の屋根には、立派な唐破風を備えた看板。「養老酒」の文字は掠れてしまった。


代表銘柄、美濃菊。

立派な煙出し。飾り瓦がついている?

立派でした。

住宅に並んで、秋葉神社。


あれはっ!

あの放射線・・・おそらくあのビール会社さんではないかと思うけど色褪せているので自信がない。


そしてお向かいには硝子屋さんの店舗。

立派な金網看板、「板硝子」都屋商店さん。

古い看板の宝庫だった。

日本板硝子。

旭硝子販売店、セントラルガラス。

板硝子屋さんでした。

ラジオ店さん。かつて町の電気店さんは、「ラジオ」や「無線」という店名が多かった記憶がある。

愛宕神社はこの通りで二社目だ。

この辺りで引き返す。先ほど見逃した建物を見返していく。

袖壁。

虫籠窓のお宅。


ふと見上げた電柱。なかなかの混線具合。

明治牛乳。


さて、せっかくなので途中から横路地へ入った。


田代神社という神社を通りかかった。多くの神様を祀る、1,000年以上もの歴史と伝わる古社だそうだ。



社務所?の屋根の瓦が波打っていた。

この細い道を突き当たったところにお社があった。

Googleマップを見たところ、「名無しの神社」とあった。登録した人に拍手を送りたい。小さい頃、地元の神社は詳しい名も知らず通称で呼んでいたものだった。今でも思い出すがの古田足日さん著の「大きい一年生と小さな二年生」。小学生たちが「おるすのかみさま」と呼ぶ名も知らぬ神社が、ずっと心から離れない。
その名無しの神様から隣の路地をまた商店街の方に戻ろうとしたところに、また小さなお社があった。神明神社というらしい。


一軒古い宅地街のようでいて、実は商店街だったようだ。

加盟店案内。

腕一本、筆一つの生業。

先ほども見た、固定的な楼門の専念寺さん。

大通りには戻らずまた横路地を歩く。交通安全を呼びかける琺瑯看板が良い。

カワイ音楽教室の看板も良い。


この通りも商店の点在する通りだった。
銘茶・鰹節。


酒屋さん。

こちらも、かつては商売をされていたのかな。装テンの名残。

また祠。古い町にはあらまほしきかな。

また味わい深いお店が見えてきた。

手打うどん・丼物一式。

ショーケースも良い。

梁を隠すのか、飾りが壁に。

突き当りの仕出し屋さん。



袖壁のお宅。

ここに来る前に検索して何度も見かけていた自由軒さんは美濃高田の人気店だそうだ。お腹がキツくて残念だ。


長屋。

ローヤルゼリーとはちみつ。かつて一世を風靡した健康食品。

養老町役場と玉泉堂酒造本社のある協進町通りに戻って来た。

玉泉堂酒造本社さん。散策を終わります。

(2024.03.24)