新潟市中央区(2023年8月)
一度見知ったら忘れられない地名、沼垂(ぬったり)。念願かなってその沼垂を歩くことができた。沼垂の語源を検索すると遥か奈良時代にまで遡る。この地に築かれた城柵「渟足柵(ぬたりのき)」が由来だそうだ。その後江戸時代には北前船の寄港地として多くの物流に恵まれ、とりわけ発酵文化が栄えたとのこと。
コインパーキングに車を停めたら、そのお向かいのお宿が素敵だった。(ちょうど宿泊のお客さんが出発するところだったのでお宿だと気付いた。)ちなみに三井のリパーク新潟沼垂2丁目。ここは散策に便利。

コインパーキングの隣の通りを歩く。

お豆腐屋さんの朝は早い。



この沼垂の一角に、古い長屋が何棟か並んでいるところがある。現在は沼垂テラス商店街として再興が図られているそうだ。かつては沼垂市場という市場だったという。
お盆の期間のためか早朝だからか、お店はほとんど閉まっていた。ただ朝早くから結構たくさん人が大きなお寺と墓地にお参りに来ており、路駐の車が多かった。




一番広い道をメインストリートと見た場合の長屋の裏手は飲食店が並んでいたようだ。
料飲店防犯組合の会員章。


古そうなのに水色とオレンジという補色はちょっと珍しい、消火栓の表示の上にも同じく風俗営業許可証。

この並びはずっとこのような料飲店が並んでいた(る?)ようだ。二十歳未満の方はお断りします。




往時には酔客がそぞろ歩いていたろうか。看板を掲げているのは一店舗のみ。



昭和な模様のガラス。模様の名前は「夜空」。

プレートがいっぱいだ。

木のプレートでは文字が残らない。「料理店」しか読めない。






沼垂テラスを離れもう一度大通りを歩く。テラスのちょっと先(北)は片側式アーケードになっていた。





二階部分がまるで古民家な店舗兼住宅。薬局さんだった。

「活性アミノ酸 アスパラ」。



あんな食堂に入れたら最高だな。



とても新潟を感じる笹だんごの看板。


夏なのにまるで冬枯れのようなマイガーデン。

沼垂エリアの西の端にやたら規格高めな片側三車線の道路(栗ノ木バイパス)に出たら銭湯があった。


この大きな♨マークはネオンサインらしい。夜光る姿を見てみたい。

御慶事・御佛事・御宴会に集会・会議。昔はどの町にもこんな宴会場があったし、ことあるごとに宴会をしていたものだ。

栗ノ木バイパスが大きな県道と交差するところに片側式アーケードになっている1ブロックだけの小さな商店街がある。こちら(栗ノ木バイパス沿い)側から見ると一段高くなっているようだ。階段が見える。

ほんの1ブロックなのに並ぶ看板どれもがレトロな魅力を発していた。





最初に歩き出した通りとぶつかるところにある店舗には古い品々が展示してあった。アンティーク屋さん・・・でいいのだろうか。


駐車場に戻る途中に見かけた診療所さんは自前のアーケード。その色も沼垂に似合っている。


(2023.08.12)